屋根塗料にはシリコンやアクリル、ウレタン、フッ素など、さまざまな選択肢があります。中でも安価で工事を行えるのがアクリル塗料です。コストパフォーマンスを考えると、アクリル塗料を選ぶのが最適なのでしょうか。
今回は、アクリル塗料のメリット・デメリットやコストパフォーマンスについてご紹介します。
パッと読むための目次
安価で屋根を塗装できるアクリル塗料
アクリル塗料は屋根塗料の中でもとても安価です。一度の施工にかかる金額が安く済むため、短期間で塗り替えても大きな出費にはなりません。
また、アクリル塗料は扱いやすく、さまざまな材質の屋根材と合います。光沢のある仕上がりの製品が多いため、ツヤのある質感が好きな方にもおすすめです。色数が豊富で、好きな色を選びやすいのもメリットです。
アクリル塗料のデメリットは?
アクリル塗料は劣化しやすいのがデメリットです。ほかの塗料と比べて耐用年数も短く、5年ほどで塗り替えになります。塗料の質が低下するのを防ぐには、こまめなメンテナンスが欠かせません。
また、アクリル塗料は防湿性も低めです。屋内の湿気を外へ逃がしてくれますが、同時に屋外の湿気を取り込んでしまいます。湿度の高い地域で使うのはおすすめできません。
ほかにも気になるのがヒビ割れです。アクリル塗料は固いため、揺れや衝撃などでヒビが入ってしまうことがあります。ただし、新しく開発されたアクリル塗料の中には、上記のデメリットが気にならない製品も存在します。興味のある方は業者に問い合わせてみるのがおすすめです。
コストパフォーマンスを考えるならほかの塗料の選択肢も
アクリル塗料の塗装費は大変安価です。短期間で引っ越しや取り壊しの予定がある場合や、頻繁に屋根色を変えたい場合などはアクリル塗料がおすすめです。しかし、長期間住み続けるなら、ほかの塗料のほうがコストパフォーマンスに優れている可能性もあります。
たとえば、さまざまなお宅の屋根に採用されているシリコン塗料の耐用年数は10年前後です。施工費用はアクリル塗料より高くなりますが、現在使われている塗料の中では手ごろです。
20年間住む場合、アクリル塗料であれば4回の塗り替えが必要です。対して、シリコン塗料であれば2回の塗り替えで済みます。1回の施工費はシリコン塗料が高価ですが、最終的にはアクリル塗料を使い続けるほうが高くつくこともあるでしょう。
おわりに
アクリル塗料は安価に塗装できるのが魅力ですが、長期的にみるとコストパフォーマンスに優れていない場合もあります。ご自宅にどういった塗料を使うかお悩みの方は、瀬谷区を中心に屋根塗装を行うダイレクトハウスにお任せください。さまざまな塗料を用意しているダイレクトハウスでは、それぞれのお宅に合った塗料をご提案いたします。まずはお気軽にお問い合わせください。
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